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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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書評:『論語と算盤』渋沢栄一
ビジネスマンとして数々の業績を残してきて「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の講演の内容をまとめたものが「論語と算盤」である。タイトルの論語は倫理、算数はビジネスである。 官僚から実業家に転じた渋沢が、資本主義の時代に移りゆくなかで「ビジネスと倫理」をどのように捉えていた...
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書評:『財務3表一体理解法』國貞克則
学生時代に投資銀行でインターンする前に、法学部で全く財務・会計の知識がない状態で読んだ本。 広く浅く会計の知識を習得し、簡単な財務モデリングを回す上でのベースとなる知識を習得できました。 PL (損益計算書), BS (貸借対照表), CS(CF,キャッシュフロー計算書)...
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書評:『自分の頭で考える日本の論点』出口治明
インターネットは、加速度的な社会の変化と、人間の脳では到底処理できない情報のフローをもたらした。 SNSにはフェイクニュースが溢れ、専門家の間でも意見が分かれる論点が山積している現代社会。 現代日本の「知の巨人」とも呼ばれる出口氏が、私たちが現代の日本で直面する重要な22の...
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書評:『ブルーゾーン』ダン・ビュイトナー
タイトルの「ブルーゾーン」とは健康長寿者が数多く集まる特異なエリアのこと。 沖縄、サルディーニャ、ニコジャン半島、ロマリンダ。 そこで生活する「長寿」な人々に対して、ナショナルジオグラフィックのスタッフ達が長寿の秘訣に関する調査を実施して9つのルールにまとめていく。...
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書評:『君はどこにでも行ける』堀江貴文
「自分達の頭の中の国境を消す」 自分が何者かを理解する上で有効な方法は、自分とは異質な人間と交わることである。 そして、世界を知ることは、衰退の一途を辿る日本の外には多くのチャンスが残っていることを教えてくれる。 この本はそれぞれの国の魅力や可能性について論じながら、現在の...
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書評:『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ
ずるい人に騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? 日々のニュースでは、詐欺や悪徳商法のニュースが溢れている。 しかし、学校教育や日々のニュースは注意喚起するばかりで、詐欺師や悪人がどのような心理学的手法を用いているかを教えてくることはない。...
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書評:『アイアンハート』折口雅博
毀誉褒貶相半ばする筆者であり薦めづらい本ではあるが、今後の人生で、ビジネスや起業をを通じて社会を変えたい、成功したいと思っている方々にとっては必見の内容となっている。 この本は筆者のキャリアを通じたビジネス論と、次男の受験を通じた教育論と大きく2つにわけられる。...
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書評:『コーポレートファイナンスの原理』Stephen A.Ross
MBA留学時代はこの本の原著で学んでおり、日本に帰国して日本語版を読んだ。 企業を経営していく上での「すべての資金の流れの管理」を行うのがファイナンスという学問である。 読者がファイナンスの基礎をしっかり学び応用力を養えるよう、非常に網羅的・体系的に書かれており、じっくり時...
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書評:『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン
本書では、ストックホルムの精神科医である筆者が、スマートフォンが人間に与える問題点を、多くのエビデンスと生物学的視点から分かりやすく警鐘を鳴らす本である。 著者は、スマートフォンは現代の中毒性のある「麻薬」と表現する。 使ったことがなければ使わなくても支障はないが、使うと手...
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書評:『競争の戦略』M.E.ポーター
経営戦略論の最も有名な古典の一つ。 時代が変わり、新たなテクノロジーが登場しようとも競争戦略の基本原理は変わらない。 寧ろ、この本に書かれているポーターから日本への警鐘が見事に的中しており、ポーターの偉大さを改めて感じてしまうところ。...
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読書:『グロービスMBA事業戦略』相葉 宏二
経営戦略全体ではなく、事業戦略にフォーカスした基本書。 経済性分析、5フォース、ブルーオーシャン戦略、破壊的イノベーション理論の基本を押さえた上で、ネット時代の戦略展開であるロングテール・フリー戦略・シェア戦略まで抑えている。...
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書評:『トヨトミの野望』『トヨトミの逆襲』梶山三郎
実在の企業・人物を彷彿とさせる内容で、特に豊臣統一は誰をイメージして書かれているかビジネスマンなら誰でもわかるのでニヤリとさせられる。 本作の内容が事実かフィクションかはわからないが、二人の人物を対照的に書くことで、ファミリービジネスの光と闇、それを巡る登場人物を巧みな文章...
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書評:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海
小説としても面白く、高校野球という青春ドラマを通じて『ドラッカー』の主張の基本的なところを身に着けることのできる一石二鳥の本。 大学生くらいの若者に、おススメの本を聞かれたら「もしドラ」と答えるようにしている。反応としては失笑を買うか、最近の若者は「もしドラ」をそもそも知ら...
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書評:『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』オードリー・タン
リーダーシップによりCOVID-19の封じ込めに成功した台湾。 一方で、接触アプリの通知不具合が放置され、官主導のデジタル活用のお粗末さが露呈したが日本。 この本に書かれているオードリー・タンのビジョンと、日本の現状を対比しながら読むことで、日本が目指すべきもの・足りないも...
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ミシガン大学RossのMBAを志望した理由
今回の記事では、私がミシガン大学を志望した理由と、その理由に対して実際に通って感じた感想を書きたいと思います。 Rossに限らずMBA留学を検討しいている生徒の方への参考になれば幸いです。 1. MBAランキング上位 2. 合格のしやすさ 3. コラボラティブなカルチャー...
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海外MBA留学で検討すべきポイント
外MBA留学のメリットを述べる記事は巷にあふれているので、今回の記事では海外MBAを検討する際のポイント5つについて説明します。 既にご認識されていることもあるとは思いますが、これらのデメリットを上回るメリットを海外MBA留学に見いだせるかどうかが、本気でMBA留学を目指す...
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書評:『MONEY』チャールズ・ウィーラン
チャールズ・ウィーランはダートマス大学の経済学者。 彼の代表作は、「経済学をまる裸にする」であり、それには劣るがこの本もなかなか良い。 「経済学を丸裸にする」よりは冗長な印象で、ジョークの切れもいまいちな感じは否めないが、「貨幣の本質的価値」「金本位制」「インフレ」「で売れ...
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書評:『グロービスMBAファイナンス』グロービス経営大学院
財務部や経営陣に限らず、全てのマネージャーが身に着けておくべきファイナンスの知識。 本書では、コーポレートファイナンスを中心にわかりやすく網羅的に解説されている。 他の書籍で、理論的背景や数式を深堀りする前に、専門部署の人間としてではなく、マネージャーとしての視点から、「企...
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書評:『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』ジム コリンズ、ジェリー ポラス
企業は原則的に事業を継続する存在であるはずである。 では、永続する企業を作るためにどうすれば良いか。 永続する企業とは、CEOが後退し、主力商品のライフサイクルが終わっても、永続し続ける企業のことである。 この本は、3M、GE、IBM、P&G、アメックス、ボーイング、ディズ...
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書評:『ファイナンシャル・マネジメント』ロバート・C・ヒギンズ
ハーバード大学、MIT、シカゴ大学など世界の主要MBAースで採用されている定評ある企業財務のテキスト。 キャッシュフロー、企業価値、資本コストなど、ファイナンスに必須の理論と実務上の知識を体系的に学ぶことができる。 改訂3版では、ファイナンスの観点から金融危機をどう理解する...
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