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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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書評:『新版 ブルー・オーシャン戦略』W・チャン・キム
本書は「ブルー・オーシャン戦略」の10年ぶりの新版。 新章として第9章~第11章が追加されているとともに、今をときめく入山章栄教授監修のもとで注目のブルー・オーシャン候補企業(JINS、クックパッド、QBハウス、オフィスグリコetc.)も紹介されている。...
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書評:『自分の中に毒を持て』岡本太郎
岡本太郎という天才のメッセージを受け止めることができる一冊。 文章が非常に難解であり、天才を理解することは凡人には難しいということを教えてくれる。 しかし、凡人であってもその巨大なエネルギーに触れることはできる。 だからこそ、この本が私を含め多くの読者が岡本太郎に共感すると...
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書評:『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』 北野 唯我
タイトルは「転職の思考法」であるが、転職の意思に関わらず、すべての人にとって「キャリア形成」という人生の最も難しい問いの一つに対する視座を与えてくれる。 終身雇用制という幻想が崩れ去ったなかで、キャリアをどうすべきか迷っているビジネスマンは多いと思う。...
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書評:『イシューからはじめよ』 安宅和人
著者の安宅氏は、東大卒、マッキンゼー出身、ヤフーのCSO、大学教授という華々しい経歴を持っている。 そうした華々しいキャリアで成果を出し続けてきた著者が、生産性を最大化するためにビジネスマンが理解すべきものとして提示するのが「イシューを見極める力」である。...
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書評:『幸せになる勇気』岸見一郎
アドラー心理学の日本での流行を引き越した『嫌われる勇気』の続編であり実践編。 本作も前作と同様に、哲人と青年の対話形式であり、苦悩する青年を哲人が導くというストーリー。 哲人は、教育論、仕事論、組織論、社会論、人生論を通じて、青年のアドラー心理学に対する誤解を解きながら、「...
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書評:『メモの魔力』前田裕二
「メモが人生を変える」と言われると、なかなか信じられないかもしれない。 私も初めてこの本を読んだ時はある種の胡散臭さを感じており、最初はすっきりとメモの効力について理解することができなかった。 著者のメッセージが漸く腹落ちしたのは、実際に本書の内容をまとめるためにメモとして...
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書評:『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方』草薙龍瞬
本書は東大法学部卒という異色の経歴を持つ現役僧侶の草薙氏の書いた仏教本である。 原始仏教の入門本でありながらも、本の帯の「超クール」という言葉に目を引かれるが、本の内容は極めてまともであり、著者の語り口も非常に優しさと易しさを感じさせる。...
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書評:『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』安宅和人
本書は「イシューからはじめよ」の安宅氏がこれからの未来と、日本人や個人の戦い方を語った本。 ファクトベースの現状分析と未来予測、そこから浮かびあがる今後のスキルや教育の整理、そして、そのなかで我々が何をできて何をすべきなのかが語られる。...
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書評:『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』北野唯我
著者によると、人間の才能は「創造性」「再現性」「共感性」に分かれ、それぞれの才能をもつ「天才」「秀才」「凡人」の3種類の人間がいる。 凡人の主人公が、なぞの犬を通じて、タイトルの通り「凡人が天才を殺すプロセス」を理解していくというストーリー。...
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書評:『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』ジョージ・S・クレイソン
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」の登場人物をアレンジしてマンガとして再構成したもの。 この本に描かれているのは、お金持ちになるための小手先のテクニックではない。...
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書評:『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』デイヴィッド・S・キダー
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野について日本人が学ぶべき世界基準の教養について、1日5分ずつ読み進めながら身につけようというなか面白い試み。 最初は、テーマがページ毎に変わることにイライラするのだが、読み進めるにつれて、7日に1回しか同じテーマが来ないことは...
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書評:『2040年の未来予測』 成毛 眞
この本は、今日の延長線上に未来があるという前提で、あらゆるデータから導かれるありのままの未来を描く。 全般的に非常にモデレート(穏健)な内容であり、読んでいて違和感のないストーリーであるが、ベンチャーキャピタリストが書いたような未来予測本のような刺激はない。...
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書評:『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング
本書のタイトルである『FACTFULNESS』とは、データや事実に基づいて、世界を読み解く習慣のことである。 当たり前のことに思えるかもしれないが、その習慣を身に着けることは難しい。 人間には賢い人間ほど囚われてしまう10の本能が備わっているからである。...
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書評:『昭和16年夏の敗戦』猪瀬直樹
太平戦争開戦前夜、4年後の敗戦は内閣直属の総力戦研究所に属する若きエリート集団によって予見されていた。 彼らは、奇襲作戦の序盤の有利からの、米国の圧倒的な物量による逆転と戦争の長期化、ソ連の参入すらも予見していたのである。...
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書評:『世界標準の経営理論』 入山 章栄
「ビジネスの真理に肉薄している可能性が高い」として生き残ってきた30の「標準理論」が体系的、網羅的にまとめられている。 標準理論を各ディシプリンの中で体系的に位置づけながら、実例を交えて紹介する。 DIAMONDハーバードビジネスレビューの連載をまとめたもので800ページの...
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書評:『嫌われる勇気』岸見一郎
どうすれば人は幸せに生きることができるか。 この哲学的な問いに対して本書は、哲人と青年の対話というギリシア哲学の古典的なスタイルを通じて、アドラー哲学に基づくシンプルで具体的な“答え”を共感とともに示してくれる。 アルフレッド・アドラーは、フロイト、ユングと並んで心理学の3...
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書評:『2025年を制覇する破壊的企業』山本康正
Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft、Netflix、テスラ、クラウドストライク、ロビンフッド、インポッシブル・フーズ、ショッピファイ。 2021年現在、既存ビジネスへの破壊的イノベーションをもたらし、そのビジネス革新性で世界を席巻す...
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書評:『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』鈴木 博毅
本書は第2次世界大戦における日本軍の敗因を分析した名著『失敗の本質』をよりわかりやすく解説した入門書ある。 『失敗の本質』は非常に鋭い文筆で描かれており読みごたえはあるが、読み切るにはかなりの根気とエネルギーが必要である。本書はそれをかみ砕いて、より現代的な文体とストーリー...
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書評:『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』ピーター・ディアマンディス
本書は、イーロン・マスクの盟友と称されるピーター・ディアマンディス氏が「空飛ぶ車」「老化の克服」「デジタル知性」など10年後の2030年に起きる未来・ライフスタイルの劇的な変化を描く未来予想本である。 テクノロジーによるイノベーションはこれまでも幾度となくディスラプション(...
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書評:『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』シェリー・ケーガン
人は必ず死ぬ。だからこそどう生きるべきか。 死に対して議論することは、忌み嫌われるものとされている。しかし、死に対して真剣に立ち向かうことなく、恐怖の感情のみを抱くことは心にも体にもネガティブな影響を与えかねない。 この本は、我々が直面しなければならない究極の問題に対して答...
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