企業のオペレーションを、「CRM」「SCM」「研究開発」「調達」「管理」と5つのモジュールに分解し、それぞれのモジュールを一通り解説した上で、それぞれが連鎖して機能するための仕組みをどのように設計して、効率性と生産性を高めていくかに主眼が置かれている。
MBA留学中にオペレーションの授業の予習に読んだが、海外MBAの授業で学ぶ内容に比べると抽象的・俯瞰的な内容が多い印象。
オペレーションの諸理論を学ぶには、多少数学的な知識も必要となるので、そこを回避するような構成としたのかもしれない。
実務で使える知識を習得するには不十分であり、ケースも他のシリーズ本に比べると物足りなさを感じた。
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