今回の記事では、企業が成長する時にどのようにどのように、規模を拡大するのかの手法について説明したいと思います。
活用するリソースの手法により3種類に、進出するエリアによって5種類に、合計で3×5=15種類に分類することができます。
規模拡大の際に用いるリソースによって3種類に大別されます。
① その企業独自の社内リソースのみを活用する場合
② 他社のリソースを提携等により活用する場合
③ 買収等により他社のリソースを取り込んで活用する場合
それぞれの手法のメリット・デメリットをまとめたものが下の表です。
① 既存ビジネスと同じビジネス
② 既存ビジネスと同じビジネスだが、異なる地理的市場
③ 垂直統合(仕入先・販売先の統合)
④ 既存ビジネスと関連するビジネス
⑤ 既存ビジネスと関連しないビジネス
それぞれの手法により、想定するゴールは異なります。
外部環境や社内リソースを分析した上で、「外部環境を踏まえて何を今達成すべきか」「社内リソースを踏まえて、何を達成することが可能か」を検討することになります。
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