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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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書評:『コーポレートファイナンスの原理』Stephen A.Ross
MBA留学時代はこの本の原著で学んでおり、日本に帰国して日本語版を読んだ。 企業を経営していく上での「すべての資金の流れの管理」を行うのがファイナンスという学問である。 読者がファイナンスの基礎をしっかり学び応用力を養えるよう、非常に網羅的・体系的に書かれており、じっくり時...


書評:『競争の戦略』M.E.ポーター
経営戦略論の最も有名な古典の一つ。 時代が変わり、新たなテクノロジーが登場しようとも競争戦略の基本原理は変わらない。 寧ろ、この本に書かれているポーターから日本への警鐘が見事に的中しており、ポーターの偉大さを改めて感じてしまうところ。...


読書:『グロービスMBA事業戦略』相葉 宏二
経営戦略全体ではなく、事業戦略にフォーカスした基本書。 経済性分析、5フォース、ブルーオーシャン戦略、破壊的イノベーション理論の基本を押さえた上で、ネット時代の戦略展開であるロングテール・フリー戦略・シェア戦略まで抑えている。...


ミシガン大学RossのMBAを志望した理由
今回の記事では、私がミシガン大学を志望した理由と、その理由に対して実際に通って感じた感想を書きたいと思います。 Rossに限らずMBA留学を検討しいている生徒の方への参考になれば幸いです。 1. MBAランキング上位 2. 合格のしやすさ 3. コラボラティブなカルチャー...


海外MBA留学で検討すべきポイント
外MBA留学のメリットを述べる記事は巷にあふれているので、今回の記事では海外MBAを検討する際のポイント5つについて説明します。 既にご認識されていることもあるとは思いますが、これらのデメリットを上回るメリットを海外MBA留学に見いだせるかどうかが、本気でMBA留学を目指す...


書評:『グロービスMBAファイナンス』グロービス経営大学院
財務部や経営陣に限らず、全てのマネージャーが身に着けておくべきファイナンスの知識。 本書では、コーポレートファイナンスを中心にわかりやすく網羅的に解説されている。 他の書籍で、理論的背景や数式を深堀りする前に、専門部署の人間としてではなく、マネージャーとしての視点から、「企...


書評:『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』ジム コリンズ、ジェリー ポラス
企業は原則的に事業を継続する存在であるはずである。 では、永続する企業を作るためにどうすれば良いか。 永続する企業とは、CEOが後退し、主力商品のライフサイクルが終わっても、永続し続ける企業のことである。 この本は、3M、GE、IBM、P&G、アメックス、ボーイング、ディズ...


書評:『ファイナンシャル・マネジメント』ロバート・C・ヒギンズ
ハーバード大学、MIT、シカゴ大学など世界の主要MBAースで採用されている定評ある企業財務のテキスト。 キャッシュフロー、企業価値、資本コストなど、ファイナンスに必須の理論と実務上の知識を体系的に学ぶことができる。 改訂3版では、ファイナンスの観点から金融危機をどう理解する...


書評:『ワーク・ルールズ! – 君の生き方とリーダーシップを変える』ラズロ・ボック
MBA留学中に、「People Analytics」の授業での教科書に指定されていた本(実際に読んだのは英語版)。 著者のラズロ・ボック氏はマッキンゼー・GEというキャリアを経てグーグルへ入社。 従業員が6,000人から10倍の6万人へと組織が巨大化していく過程で、グーグル...


書評:『MBAオペレーション戦略』グロービス・マネジメント・インスティテュート
企業のオペレーションを、「CRM」「SCM」「研究開発」「調達」「管理」と5つのモジュールに分解し、それぞれのモジュールを一通り解説した上で、それぞれが連鎖して機能するための仕組みをどのように設計して、効率性と生産性を高めていくかに主眼が置かれている。...


書評:『はじめての統計学』鳥居 泰彦
数学が苦手な人でも理解して読み進めるように基礎的な知識を丁寧に解説した統計学の入門書。 文系や他の本で挫折した人にも理解できるように、数式を必要最低限に抑えたり、レイアウトも工夫されている。 計算過程を丁寧に示し、その章で学んだ内容を理解させ記憶に定着させる。...


書評:『グロービスMBAアカウンティング』グロービス経営大学院
初学者レベルのビジネスマンが、「管理会計」と「財務会計」を学ぶ入口としては良い本ではあると思う。 日本の会社法や税制、会計基準に準拠はしているが、詳細な会計ルールを習得するようには構成はされていない点には留意が必要である。...


MBAファイナンス①:なぜビジネスパーソンにファイナンスが必要か?
なぜビジネスパーソンにファイナンスが必要となるのでしょうか。 この質問に対して答えるために、まずは多くのビジネスパーソンが所属している会社を巡る「お金の流れ」について見てみたいと思います。 上記の図を見ればわかるように、 ① 企業は資本市場から資金を調達、 ②...


MBA経営戦略①:経営戦略とは何か?
まずは、経営戦略(ストラテジー)とは何かというところからスタートしたいと思います。 一口に経営戦略といっても、人によって思い浮かべる意味は異なると思います。 研究者や機関によっても様々な定義を置いています。下記はその一例です。 私なりの解釈としては、...


MBA経営戦略②:経営戦略の分析手法
分析対象の企業の経営戦略を分析する際には、2つのアプローチが考えられます。 1つ目は企業を取り巻く「外部環境を起点としたアプローチ」、2つ目はその企業が有する「内部リソースを起点としたアプローチ」です。 下の図は、それぞれのアプローチをする際に立てる問いの順番についてまとめ...


MBA経営戦略③:経済的利益の分析
前の記事では、デュポンモデルについて説明しましたが、経営戦略を財務情報から分析する別のアプローチを説明したいと思います。 それは、経済的利益(Economic Profit)を分解するアプローチです。 まずは、経済的利益から説明したいと思います。経済的利益は、負債株式で調達...


MBAファイナンス③:日本がアメリカほど豊かになれなかった理由
第二次世界大戦の焼け野原から、日本は奇跡とも評されるほどの復興を果たしました。1970年代には高度経済成長を謳歌し、日本も先進国の仲間入りをはたしました。 1979年にはアメリカの社会学者エズラ・ヴォーゲルにより「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という著作が出され、勤勉で学習...


MBAファイナンス④:現在価値と将来価値
ファイナンスの基本的な概念として「現在価値」という用語があります。 もし、同じ100万円をもらえるとしたら、10年後にもらうよりも今日もらう方が良いと思います。 一方で、今日の100万円をもらうのと、1年後の103万円をもらうのでは判断が難しいかもしれません。...


MBA経営戦略④:経営戦略マネジメント
企業は全社、ビジネス・部門、部署(機能)という複数の階層によって成りたっています。 組織のなかで求められる役割や機能が異なるように、それぞれのレベルによって経営戦略立案の際に検討すべき事項というのも異なってきます。 全社レベル(全社戦略)...


MBAファイナンス⑤:現在価値と将来価値 例題
下記のいずれのプロジェクトのうち、どちらのプロジェクトのキャッシュフローの現在価値が大きいでしょうか? 但し、いずれのプロジェクトも割引率は10%とします。 A: 4年後に300ドルを受け取ることができる投資 B: 12年後に500ドルを受け取ることができる投資...
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