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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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MBAファイナンス⑩:IRR(内部収益率)
次に内部収益率(IRR, Internal Rate of Return)について説明したいと思います。 IRRはNPV同様、投資をするかいなかの意思決定をする際の指標です。 IRRの定義を簡潔に定義すると「NPVがゼロとなる時の割引率」です。...
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MBA経営戦略⑩:経営戦略と価格戦略
経営の基本戦略は「コストリーダーシップ戦略」と「差別化戦略」に大別されることは既に説明した通りです。 今回の記事では、顧客・消費者へのメリットとそれに応じた価格戦略について説明します。 コストリーダーシップ戦略を採用する場合は低価格が基本戦略となり、差別化戦略を採用する場合...
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MBAファイナンス⑪:複数のプロジェクトからどのプロジェクトを採用すべきか?
検討しているプロジェクトが1つのみであれば、IRRが割引率よりも大きければそのプロジェクトは実施するべきということになります。 しかし、実際のビジネスの世界では、複数のプロジェクトを同時並行で検討していて、1つのプロジェクトを採用すると、他のプロジェクトは実行できずどちらか...
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MBA経営戦略⑪:経営の基本戦略と価値連鎖
経営の基本戦略は「コストリーダーシップ戦略」と「差別化戦略」に大別されることは第8回の記事で説明した通りです。 また、提供価値を生み出すアクテビティを特定するためのフレームワークとして「価値連鎖(Value Chain)」を第9回の記事で説明しています。...
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MBAファイナンス⑫:その他の投資指標
投資の意思決定をする際に有用な他の指標を2つほど説明したいと思います。 一つ目は収益性指標(PI)です。PI は将来キャッシュフローの現在価値(PV)を初期投資額で割ることで求められます。 PI が1より大きい場合は、NPVが正という関係が成り立ちます。 従って、PI...
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MBA経営戦略⑫:プロダクト・ライフサイクル
産業は常に一定の規模や状態を維持している訳ではありません。 今回の記事では、産業がどのようなサイクルを経て変化し、企業の戦略に影響を与えるかを説明したいと思います。 外部環境の変化への対応が必要な理由 プロダクト・ライフサイクル ライフサイクルの変化に応じた経営戦略...
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MBAファイナンス⑬:プロジェクトへの資金の分配
NPVの計算においては、NPVが正のプロジェクトに必要な資本が調達できるという前提を置いています。 この考え方は現実離れしているかのように思われますが、決して荒唐無稽ということはありません。 なぜならば、市場が完全に効率的であるとすれば、企業にプロジェクトの機会があり、その...
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MBA経営戦略⑬:外部環境変化への対応
下記の表は、企業のコアコンピタンスに影響を与える項目をまとめたものです。 その項目は価値連鎖のアクテビティの多岐にわたるため、経営者がすべての変化を自分の力で把握するのは現実的ではありません。 各部のマネージャーからそうした情報がもたらされるような仕組みを準備し、必要に応じ...
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MBAファイナンス⑭:投資の意思決定 例題
前回の記事の通り、複数のプロジェクトから投資対象を決定する際には、その順位付けをどのように行うかが重要となります。 具体例で考えてみましょう。 あなたはある会社のCFOで、1,000千円の予算からどのプロジェクトに投資するかを決めなければなりません。...
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MBA経営戦略⑭:経営戦略実行のタイミング
経営戦略を検討する際は、「何を実行するのか」が重要ですが、それと同じくらい「いつ実行するのか」も重要となります。 今回の記事では、経営戦略をいつ実行するべきかについて説明したいと思います。 ファーストムーバーアドバンテージ セカンドムーバーアドバンテージ...
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MBAファイナンス⑮:将来キャッシュフロー予測の留意点
今までの記事では、ファイナンスの基本的な用語について説明してきました。 将来発生するキャッシュフローを割引率(資本の機会コスト)で割り引くことで、NPVが算定できることは既に述べた通りです。 計算自体はエクセルや金融電卓があれば簡単にできますが、実際のビジネスの世界では計算...
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MBA経営戦略⑮:垂直統合、商品多角化
垂直統合とは何か? 垂直統合のメリット・デメリット 商品多角化とは何か? 商品多角化のメリット・デメリット 商品多角化を検討するべき事項 垂直統合とは、自社の仕入先や販売先とのM&Aや業務提携を行うことにより、事業領域の拡張を行うことを意味します。...
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MBAファイナンス⑯:機会費用と埋没費用
次に、投資の意思決定をする際の重要な2つの概念について説明したいと思います。 それは「機会費用」と「埋没費用」です。 複数のプロジェクトの選択肢がある中で、同一期間中に最大の利益を生むプロジェクトとそれ以外のプロジェクトとの利益の差のことです。...
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MBA経営戦略⑯:規模拡大の手法
今回の記事では、企業が成長する時にどのようにどのように、規模を拡大するのかの手法について説明したいと思います。 活用するリソースの手法により3種類に、進出するエリアによって5種類に、合計で3×5=15種類に分類することができます。...
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MBAファイナンス⑰:キャッシュフロー計算のステップ① 減価償却費/販売費及び一般管理費
プロジェクトから発生する事業のキャッシュフローの計算は以下の計算式によって計算することになります。 今回の記事では、特に注意すべきポイントである減価償却費、販売費及び一般管理費の取り扱いについて解説します。 一般的に、企業の損益計算書では営業利益は 売上高 - 売上原価 -...
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MBA経営戦略⑰:国際化戦略の類型
グローバル化の目的は下記の4つに大別されます。 ・仕入先と供給先の拡大:仕入先や供給先等の取引先の数を増やすことは、事業リスクの低減につながりますし、より取引条件の良い相手を見つけることができれば収益性を改善することができます。...
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MBAファイナンス⑱:キャッシュフローの算定ステップ② 運転資本
次に、⑪の運転資本について説明します。 プロジェクトを実行する場合、一般的にはキャッシュの受け取りが発生する前に、キャッシュの支払いが生じることになります。 例えば、原材料費の購入代金の支払いが必要になりますし、商品の製造が完了しても、販売されるまでは在庫として積みあがって...
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MBA経営戦略⑱:組織構造
機能別組織とは? 機能別組織のメリット・デメリット 事業部制組織とは? 事業部制組織のメリット・デメリット マトリックス型組織とは? マトリックス型組織のメリット・デメリット 機能別組織とは、財務、販売、製造、調達、マーケティングなど、担当する機能ごとに部署を分けた構造の組...
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MBAファイナンス⑲:キャッシュフローの算定ステップ③ インフレーション・設備の売却
次に将来のキャッシュフローの計算をするときに、インフレの影響をどう反映すべきか考えてきましょう。 インフレとは貨幣の価値が減少することです。 新興国など経済成長が想定されている国においては、急速なインフレが予想されることがあります。...
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MBA経営戦略⑲:目標設定
企業の階層は大まかに「全社」「ビジネスユニット」「機能部」という階層に分解されます。 経営者はそれぞれの階層ごとに異なる目的を設定することが必要になります。 例えば、全社レベルであれば「企業価値の向上」や「資本の有効活用(ROIC)」といったより抽象的な指標が目標となってき...
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