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ブログ管理人:田中ゲイリー
東京都出身。東京大学卒業後、都内金融機関にて投資銀行業務に従事。その後、米国へ留学しMBA(経営学修士)を取得。現在は、上場企業にて経営企画業務に従事する傍ら、副業としてITスタートアップにてCFOとして関与。
Blog Author: Gary Tanaka
CFO of the IT venture company (Data Analytics)
Finance / Corporate Planning / Ex. Investment Banker
University of Tokyo (LL.B) |
University of Michigan, Ross School of Business(MBA)
Tokyo, Japan
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金銭教育:目次
第01回:複利のマジックとは? 第02回:インフレとバブルは何が違うのか? 第03回:融資・投資・投機の違い 第04回:国債とは何か? 第05回:金利はどのように決まるのか? 第06回:空売りとは何か? 第07回:金融商品としての「株式」とは何か?...
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書評:『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ
筆者は生物学的アプローチでホモサピエンスの歴史を「幸せ」という切り口から考察する。 人類の進化に影響を与えたのが「認知革命」「農業革命」「科学革命」の3つの革命である。 この3つの革命が、人類の運命、そして地球上あらゆる生命の運命にどのような影響を与えてきたか、教養溢れる鋭...
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金銭教育:複利のマジックとは?
複利とは、利息が元金に組み込まれて、過去の利息分に対して利息がさらに課されるという仕組みです。 一方で、単利の場合は、元金に対する利息も一定なので、利息は当初の元金に対してのみ課されます。 複利と時間の関係を知っているのと知らないとでは、人生が全く異なるものになります。...
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金銭教育:インフレとバブルは何が違うのか?
インフレとバブルには、「モノの価格が上昇する」という共通点があります。 しかし、バブルとインフレには違いがあります。今回の記事では、混同しやすいバブルとインフレの違いについて説明したいと思います。 バブルは、資金が特定の資産に集中した結果、一部の資産の価格だけが急上昇してい...
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金銭教育:融資・投資・投機の違い
「融資」「投資」「投機」は同じような意味に思われるかもしれません。 金銭教育のスタート地点として、これらの用語の差異を理解することは第一歩だと思いますので、今回の記事ではこれらの用語の違いについて説明したいと思います。 貸し手に対して、必ず返済しなければならない借金のことで...
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金銭教育:国債とは何か?
国債とはずばり、国の借金です。 政府の主な資金源は税金ですが、不足する場合があります(多くの国では不足することが当たり前になっています)。その場合に、債券という形態の借金で投資家から資金を集めます。 国債は主に、民間金融機関や外国政府が購入します。...
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金銭教育:金利はどのように決まるのか?
金利は資金に対する需要と供給の市場メカニズムによって決まります。 好況の場合は、多くの企業が事業の拡大や設備投資を積極的に行う為、金融機関からの資金調達を積極的に行います。 また、個人も住宅や自動車などの高級品を購入するためにローンを組もうとします。...
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金銭教育:空売りとは何か?
今回の記事では、「空売り」について説明します。 投資家は、購入した株式の値段が上昇した時に利益を上げることができます。 一方で、株式の値段が下がる局面においても利益を上げるチャンスがあります。 その際に用いられる手法が「空売り」なのです。...
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金銭教育:金融商品としての「株式」とは何か?
COVID-19による将来への不安や、Fintechによる投資へのハードルの低下(株式売買アプリ、手数料低下)によって、若者による金融商品への投資の関心が高まっています。 また、ここ数年は各国の中央銀行による量的・質的緩和政策もあり、株価はかなりの高値水準で推移しています。...
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金銭教育:デリバティブとは何か?
経済や金融関連のニュースを定期的にウォッチしていると、「デリバティブ(金融派生商品)」という言葉をニュースで耳にしたことがあると思います。 デリバティブがニュースで登場する時は、「●●社がデリバティブで数十億円の損失」といったネガティブな形での報道が多いです。では、デリバテ...
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書評:『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』ジョン・ケープルズ
心の琴線にふれる文章を書くにはどうすれば良いか。 同じ内容を説明するにしても、その見出しやキャッチコピーによって反響は大きく異なる。 売れているコピーには共通している型を学び、多数の実例からその型が実際にどのように使われるかを学ぶことができる。また、反響のなかったキャッチコ...
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書評:『ザ・ゴール』エリヤフ ゴールドラット
本書は機械メーカーの工場長を中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスをテーマにした小説である。 この本がアメリカでヒットしてから17年間が経過するまで、日本のビジネスマンがこの本を読むことで競争力を高めることを筆者が恐れて、日本語への翻訳がなされなかったと言われる「幻の名...
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書評:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィー
全世界で3,000万部売れた人生論の名著であり、私にとっても最も影響を与えた自己啓発書の一冊である。 この本が教えてくれるのは小手先のテクニックではない。「どのように人生で成功するかについての」人生の普遍のルールである。...
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書評:『ストーリーとしての競争戦略』楠木 健
成功を収め持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられている。 戦術や戦闘などの現場レベルの施策はそれぞれが個別になされるべきものではなく、戦略と有機的な繋がりをもってなされるべきものである。...
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書評:『堕ちたバンカー ~國重惇史の告白~』児玉博
ある天才バンカーの半生を通じて、日本のバブルを描くビジネスノンフィクション。 若手時代から「伝説のMOF担」(MOF担は財務省との窓口となる役割となる重要な役割)として名を馳せ、平和相互銀行事件の処理で「将来の頭取候補」と目され、イトマン事件の内部告発によって「住友銀行の救...
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書評:『イノベーションのジレンマ』Clayton M. Christensen
【原書タイトル】The Innovator's Dilemma 技術の目まぐるしい進化が起きている現代において、多くのビジネスマンにとってイノベーションによる既存産業の破壊は対岸の火事ではない。 『イノベーションのジレンマ』は、将来の破壊的技術の出現の脅威への対処法や心構え...
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書評:『人新世の「資本論」』斎藤幸平
「資本論」という言葉がタイトルにあると、それだけで拒否反応を示す方もいるかもしれない。 この本では確かにカール・マルクスの思想が取り扱われているが、共産主義を礼賛するような呑気な話ではない。 この本の根底にあるのは、現代においては、資本主義の論理の下で経済活動が最優先され、...
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MBA:社費留学選考に通過するために私がしたこと
社費留学制度とは、企業が選抜した従業員を海外のMBAプログラムに派遣し、学費やその期間の生活費は会社が負担するという制度です。 海外で一流校のMBAプログラムに参加するには学費だけでも、1,000〜2,000万円かかります。また、物価の高い海外で、日本と同じような生活水準を...
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書評:『グロービスMBAクリティカル・シンキング』グロービス経営大学院
以前、会社の研修の一環としてグロービスに通っていた時に参考書籍として薦められて読了。 「考える」という営みを私たちは様々な場面で行っている。 しかし、考えているつもりであったとしても、考え方の深度が不十分であったり、考える方向性が不適切であったるということは少なくない。...
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書評:『MBAバリュエーション』森生明
学生インターン時代に、企業の価値がどのように決まるか、その計算プロセスを学ぶことができる入門書。タイトルはMBAバリュエーションとあるが、ある程度財務の知識があれば十分に読み進めることができる入門書。 新聞では毎日のようにM&Aの記事が踊り、「~億円で買収」という記載がなさ...
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